美容室開業時の問題をサロンワークに例えると間違った選択に気づく

美容室開業時の問題をサロンワークに例えると間違った選択に気づく

美容室開業の打ち合わせをする際
『出来る限り分かりやすくお伝えできないものか?』
と常日頃から考えています。

そんな中、美容の仕事に例えてお話すると伝わりやすくなる気がしています。(自己満足かも?)

私の社会人になって初めての仕事は、実は美容師なんです。

だからこそ、こちらとしてもイメージしやすい部分もあるのですが
実際にやろうとしていることを美容師にお伝えするのは、美容師の仕事に置き換えると、意外と考えやすく
「わかりやすい!」
と言っていただける事が多くあるので、事例を交えてお伝えしていきます!

こんな質問をされたらどう答えるでしょう?

「隣のカットが1000円なんですが、いくらでカットできますか?」

自分のお店はカット4000円でやっているとして、こう質問されたらどう答えるでしょう?
きっと「うちは4000円です。」って答えると思うんですよね。

これを開業時にやってる方が多いんです。
それは「内装業者の相見積もり」です。

1000円カットには1000円カットの良さが有り、同じく4000円カットには4000円カットの良さが有るんですよね。

同じカットでも同じ土俵ではないんです。
ターゲットももちろん違うでしょう。

知らずにしている質問

2つの美容室に
「いくらでカットできますか?」
と聞いているような失礼な事を、実は多くの方が内装業者に投げかけてるんです。

相見積もりをする場合、多くの方が
「いくらでできますか?」
と聞いてしまいます。

金額で勝負するのであれば1000円カットに決まりますよね!
そもそもの金額設定が違いますから。
ポイントは、内装業者に何を求めるかです。

金額重視なら上記のような合見積でもかまいません。
ですが、デザインや業者とのフィーリング、その他条件は<金額で大丈夫ですか?

もちろん金額でいえば安いに越したことはないですよね!

でも多少金額が上がっても、基本的に作り直す事のない内装なので、しっかり業者を選びたいと思うのは私だけではないはずです。

上手な伝え方

「予算は○○○万です。」

先に金額を伝えてください。
金額が明確になる事によって、デザインや機能性や、業者との相性をしっかり判断できると思っています。

業者を絞り込んでから値段の交渉でも、全然遅くないです。

ポイント

ここで1つ例を挙げてみます。

比べることでもないのですが、例を挙げるとAIRの木村さん、有名ですよね?

彼に合見積もりをしたらどうなるでしょう?

勝手な想像ですが
「あ、別にそっちで切って貰って大丈夫ですよ。」
ってお答えするんじゃないかと。

これは悪い意味ではなく、忙しくて自分のクオリティーに自身を持ってる方は、わざわざ値段を下げてまで仕事をしないと思うんです。

これはデザイナーや施工業者も同じで、しっかり仕事が出来ている方たちほど、合見積になると手を引く業者が多いのでご注意下さい。

余談ですが、電気屋で家電を買うときは、全く同じ型番の商品を買うのであれば安いに越したことはないと私も思います。
私自身も値切りますしねw

商品ではなく、技術という形のない評価、要素が入ってくる美容の技術も、内装デザインや施工も、一概に金額だけでは比べられないですよね。

身内や友達の髪を施術する時

身内や友達の髪を施術する時
「空いてる時間か営業後だったらいいよー」
こんな話になったりしませんか?

私が美容師だった頃は、基本的にこんな感じだったんですよね。
その代わり、友達価格でやってあげてたりしました。

「ごめ~ん、予約入っちゃったから、来週でもいいかな?」
みたいな事もあったり。
友達とは言えダメなんですけどねw

これも内装業者を選ぶときに当てはまるんですよね。

内装を知人や身内に依頼する場合

金額が安くなるので、メリットはあります。

その代わりと言っては何ですが、後回しにされる事が多々あるように感じます。
一般のお客様と時間が被ってしまったときに、ちょっと待っててもらいやすいのは知人ですよね。
安くしてるし(笑)

なので工期が伸びやすい傾向にあるかと思います。
そこも計算して通常よりも長く工事期間があると考えて日程を組みましょう!

更に加えると、仕上がりに文句が言いづらい・・・。
特に配偶者の親御さんや親戚の方(笑)

安くしてもらってるんで、仕上がりにも不満も言いにくかったりします、心理的にも。

ここで文句を言えないのは私だけではないはずです!

通常かかる金額よりも、明らかに安くしてもらっていたら、多少の事には目をつぶると思うんです。

以前お話したオーナーは、奥様のお父さんが内装業者だったんでお願いしたら、めちゃくちゃ安く仕上がったが、ぶっちゃけ全然思っていた内装と違って・・・でも何も言えないっすよねwとおっしゃられていました。

金額が安く融通がきく分、我慢しなければいけないこともある。

そのあたりの事もしっかり考慮した上で、慎重な業者選びをしましょう。

髪を切るだけなら、私でも出来るんです

美容師免許も持っているので私もカット出来るんです。
絶対にやらないですけどw

極論を言えばハサミさえあれば誰でも出来ますよね。
ただ髪を切るだけであれば。

美容師の仕事はただ切る訳ではなく、スタイルを作る技術があって、お金を頂くプロなんです。

美容室を作ったことがある内装業者に依頼するのと、以前美容師だった私に髪を切ってもらう事は、結構似てるんですよね。

「美容室を作ったことのある業者」と「美容室を作っている業者」

以前に何度か美容室を作ったことがある業者。
そんな業者に依頼するって正直おっかなくないですか??

いくら表面上キレイに見えていても、中がスカスカになっていたり、毛先が枝毛になりやすかったり、なんか左右の長さが違ったりw

そこはあと1cmカットして、セニングは入れすぎないように、もうちょっとスライス薄く〜などなど、ご指導いただきながらであれば私でもなんとかなるかもしれませんねw

でも、美容室を作ったことがある業者って、そんなもんです。

  • セット面の間隔は?
  • シャンプー台の床上げはする?
  • 証明の照度は?
  • 位置は?
  • 給湯器なのかボイラーなのか?

そんなことまでこちらから指示しなければいけないかもしれませんね。

「美容室を作ったことのある業者」
「美容室を作っている業者」
この2つの業者は全く別物って事です。

ヘアスタイルとの違いは、ヘアスタイルなら最悪やり直しが効きますが、内装はやり直しにも結構な予算がかかってくるということです。

しっかりとした、美容室専門の業者さんに依頼しましょう!

自分でカラーと前髪切っちゃったんで、治してもらえますか?

こんなお客様、たまーにいらっしゃいますよね?

すみません・・・自分でやっちゃいました・・・。
みたいなw

ちょっと暗くするつもりが、真っ黒になっちゃったんですけど、何とかならないですかね・・・?とか。

そんな方でも対応できるのがプロでもあるわけです!

プロでも1回では修正できない場合ももちろんあると思います。

中には表面上は何とかキレイになっても、ダメージは回復しきれないなんてケースもありますよね?

これは税務と労務に当てはまってきたりするんです。

税務と労務

毎月の帳簿も、確定申告も、労働保険の手続きも給与計算も、やろうと思えば自分で出来ちゃうんですよね。

本当なら全てを依頼してしまうのが一番ラクだし間違いがないのですが、もちろん費用がかかります。

なので自分でやっている方も少なくないかもしれません。

ただしイメージとしては
ヘアカラー入門や、カットの基礎の本を読んだ素人が
自分の髪、もしくは他人の髪を切る、染める。
と置き換えると、なんだかすごく怖くないですかね・・・?

私なんかはたまに自分の髪を染めたりしちゃうんですが(ごめんなさいw)
それでも資格もあるし、昔の話ですがプロとして対価をいただいていた期間があるから出来るんですよね。
ただしちゃんと美容師さんにチェックされちゃうと雑な感じがばれちゃいますがw

簿記を取得している方や、何かの資格をもっているならもちろん自分でやってしまうのもありですよね。
それでもプロのクオリティーにはかなわないかもしれないですが。

しかしそうでないのであれば、自分でブリーチやストレートをしてしまい、どうにもできないダメージのような、どうにも出来ない節税ではなく脱税や、給料から間違った雇用保険料や源泉を知らずに引いてしまっていた、もしくは引くことを忘れてしまっていたなどの結構手痛いダメージを負ってしまうかもしれませんよね。

手続きをしていたつもりが出来ていなくて
「労災が使えない!」
とか、まじでやばいレベルですよねw

自分だけが負うダメージなら最悪仕方のない事ですが、従業員や他者を巻き込んでしまってはまずいと思うんです。

前髪くらいは自分で切ってもまぁいいか!
と思うかもしれませんが、美容のプロとしてそういった方たちをどう思うのか?

前髪1つでもこだわりがあって、切り方がありますよね?

それと同じような思いを、税理士や社労士は思っているかもしれないですよね。

傍から見てる私達も、そう感じる部分があるんです。

その道のプロに依頼することは、費用がかかってしまう物ですが、その分の安心や、正確さを提供してもらえることだと思っています。

費用がかかることには、それなりの理由や価値があるんですよね。

依頼してみて、相性が良くなかった、自分でできそうなくらい知識がついてきた。

そうなってからまたどうするか考えるのも、1つの手段だと思います。

予約はするけど、何度もキャンセルしてくるお客様

これはちょっと例えが難しいんですが

たまにいらっしゃるんじゃないでしょうか?
予約を度々キャンセルしてくるお客様。

事情があるかもしれないですが、何度もやられてしまうと困るものですよね。
その時間を取ってあるわけですし、売上も立たなくなってしまいます。

少し事情は変わってきますが、これは不動産申込み時に起こってきます。

不動産申込み

とりあえず申し込みをガンガン入れまくるっていませんか?
ちょっとこじ付けっぽいですがw

その物件が良くて、条件さえ合えばそこで開業の意思があればもちろん問題のない話ですが、ちょっと良さそうだからとりあえず申し込みを入れて、やっぱり止めたを繰り返してしまう。

これをやってしまうと不動産屋は、借りそうで借りない人と判断して、段々と物件情報をくれなくなってしまうんですよね。

気に入った物件はもちろん申込みを入れて、抑えておかないと他に取られてしまうんで、必ず必要な工程なんですが、なんでもかんでも申込みを入れていってしまうと、良い物件情報が他に流れていってしまうかもしれないので、注意が必要です。

やり過ぎには注意しましょう!

まとめ

自分の技術やスタイルに絶対の自信をもって、こだわりがあって皆さん仕事をしていますよね。

自分の仕事が成り立っている人や業者ほど、比べられること自体はむしろ歓迎ってところですが、定価のある商品ではなく、技術に対しての対価を貰っているような方たちは、軸がズレている比較をしてしまうとあっさり引き下がっていってしまいます。

その事柄に対して一番求める事は何なのか?
そこがはっきりしていると、業者の選び方も変わってくるのではないでしょうか?

 

あれこれ書いてきましたが、交渉などをしない方がいいってわけでもないです。
安いに越したことはない事もあります。

家賃交渉などはむしろした方がいいですよね!

 

開業をする、経営をする上で多々選択をする場面に直面すると思います。

それが経営者ですからね。

費用を抑えることももちろん必要ですし、逆に費用を投資するのも必要な場面があります。

美容業界の現状を考えると、確実に求人でつまずくと思います。

先行投資をして、早め早めに動いていても採用という結果に繋がりにくかったりします。
そんなときにどうせ結果がでないからと
自然の流れに任せるのか?
だからこそ費用をかけて求人を強化していくのか?

どちらも正解であり、間違いでもあるので難しい問題ですが、その選択をしていくのがオーナーですからね。
楽しくもありシビアに考えなくてはいけないところもあります。

ただし、やり方を間違ってしまったり、金額のみで勝負をしていくには、それなりの知識や準備をした上で選択していかないと、金額以上の労力や不満を抱くきっかけになってしまうかもしれないので、広い視野をもって選択していきましょう!

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