美容師さんの産休育休後の復帰への取り組み

美容師さんの産休育休後の復帰への取り組み

美容求人動画サイト『CM&JOB』 の営業担当です。

近年、主婦や子育てママの雇用を積極的に行う美容室がとても増えてきたと感じています。また、オーナーさんからも「産休育休ってどうしたら良いの?」と言う質問をよく頂きますので、今回は美容師さんの復帰について紹介していきたいと思います。

美容師さんの出産後の復帰状況

産休、育休後に働いていたお店に戻ってきてくれる美容師さんってどのくらいいらっしゃるんでしょう。私の感覚では、3割復帰していたら良い方かもしれません。出産を機に美容師を辞めてしまう方も多いですよね。そして、数年経ち「子育てが落ち着いてきたから美容師として復帰したい。」と感じ、職場を探す方も増えてきたように思います。

でも、美容室のオーナーさんとお話しをしていると、「出産・育休後に安心して戻ってこれる仕組みをつくってあげたい。」そんな声は実はとても多いんです。

産休育休制度とは?

産休:産前休業(予定日の6週間前から取得可)+産後休業(出産翌日から8週間)のこと。
※産後6週間が経過し、医師が認めた場合は就業可能

育休:会社への申し出により、子供が1歳になるまでの間の希望の期間を育児の為の休業期間。
※1年経過し、保育園が見つからない場合は、最長1年6ヶ月までの延長が可能

産休育休制度をとても難しいものと考えているオーナーさんが多いように感じますが、産休育休は基本的に産前産後・育児の休業のことを言います。

美容室での産休育休中の給与について

美容室だけでなく、一般企業でも産休育休中に会社から給与を支払われていることは殆どありません。支払うことは義務ではないのです。美容室が産休育休を懸念される理由の1つとして、休業中も給与を支払わなければいけないと思われているオーナーさんが多いようです。

美容室からの給与の支給は義務ではありませんが、国から出産時や産休育休中に支給される給付金は複数あります。

 ■出産一時金

健康保険に加入している状態であれば「出産一時金」1児につき42万円程度支給されます。

■出産手当金(産休手当金)

正社員だけでなく、契約社員やパート、派遣社員、アルバイトであっても、勤務先の健康保険に加入しているママは対象となります。ですので、例え働いていても、パパの健康保険の扶養になっている場合は対象外となります。また、個人的に国民健康保険に加入している場合も対象外となるので注意しましょう。
出産手当金で貰える金額は「日給の2/3×産休日数」です。日給は月給を30日で割った金額で、「標準報酬月額」によって算出されます。

参照:出産手当金(産休手当)を完全解説!いついくら貰える?-育ラボ

■育児休業給付金

育児休業給付金の支給を受けるためには、以下3つの条件をすべて満たす必要があります。

● 雇用保険に加入する65歳未満の方で、育児休業する前の2年間のうち1ヶ月に11日以上働いた月が12ヶ月以上あること
● 休業中に職場から賃金の80%以上を支給されていないこと
● 休業している日数が対象期間中毎月20日以上あること(ただし、休業終了月は除く)

雇用保険に加入していることが前提になっているので、自営業の方や専業主婦の方は支給の対象外です。また、妊娠中に退職する場合や、育児休業に入る時点で育休終了後に退職する予定が決まっている、育児休業を取得せずに仕事に復帰する場合も支給対象外になります。

上記の条件を満たしていれば、ママだけでなくパパも育児休業給付金をもらえるので、職場の担当者にまずは確認してくださいね。

参照:育児休業給付金とは?-子育てハック

産休育休後の復帰への取り組み事例

オーナーさんも働いているスタッフさんも上記のような給付金があることを知らないケースが多いように感じます。

まずは、オーナーさん自身が自店だったら、何が使えるのか(社会保険の有無によっても使えるものが変わってきます。)を把握し、スタッフさんに話してあげることで、出産による退職は軽減できるのではないでしょうか。

実際に復帰されたスタッフさんが安心して働けるよう下記のような取り組みを取り入れている美容室もあります。

  • 子供手当
  • 託児所の完備
  • 主婦&子育てママだけが活躍するサロン(営業時間を短くして)
  • 短時間正社員制度

こちらはあくまでも事例になります。子育てをしながらでも安心して働ける1番の方法は、オーナーさんや一緒に働くスタッフさんの理解だと思います。

産休育休制度の導入や復帰後の働きやすい環境づくりは、求人といった面から見ても、今後これまで以上に重要になってくると感じています。
産休・育休後に復帰される方を募集するのも1つの方法ですが、自店で育ったスタッフさんの長期雇用も1つの方法だと思います。

出産を機に辞めてしまうスタッフさんは、「いつ戻って来れるか分からないから迷惑をかけてしまう。子育てしながら働けるか不安。」と考えています。

「出産しても辞めずに戻ってきて欲しい」とお考えのオーナーさんでしたら、給付金を上手く使い在籍することのメリットを伝えてあげるべきだと思います。
オーナーさんがどうしたいのかをお聞きし、今後も一緒に考えていきたいと思います。

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